サラリーマンのための筋トレ備忘録

普通のサラリーマンが筋トレのための試行錯誤をまとめています。

筋トレ系のユーチューバーについて

筋トレの情報をどこから入手するかとなると、やはりネット、特にユーチューブからになると思う。個人的に思うのは、コンテンツとしての相性がそもそも良い。ボディメイクはまずは見た目を良くするためにやることであるし、筋トレはフォームが大事で、それは動画で見るのが分かりやすい。結果、SNSには大量の筋トレ系の動画、ユーチューバーが溢れることとなり、どれから見たら良いか判断に迷う。

 あえて区分けするならば、

 ・ボディビルダー・フィジーカーといった競技者がやっているチャンネル

 ・いわゆるトレーナーがやっているチャンネル

 ・筋トレ系のユーチューバーがやっているチャンネル

 ・一般のトレーニーがやっているチャンネル

などと言った区分であるが、そもそもユーチューブに動画をアップしている時点で皆ユーチューバーであるし、ビルダー、フィジーカーといった競技者がトレーナーをやったり、トレーナーの業務を行いつつ競技者として大会に出たり、競技者として名前が売れた人が自分でジムを立ち上げたり、ユーチューバーが大会に挑む様子を動画にしたり・・・と状況は混沌としており、きっちりとした区分けは不可能に近い。

 

 

全般的に言えるのは、以下のとおり。

①個人としてSNS映えする良い体をしていることと、その体を持つ個人が適切なトレーニング知識を持っていることは別である。いい体をしているから、人気だからといって、栄養や医学の学術的バックボーンがあるわけでは無い。指導者が優れているパターン、遺伝的才能もある。このやり方が良い!エビデンスは俺の体!と言われても再現性に乏しい。有名な配信者がマジで適当なことを言っているパターンもある(あるのよこれが)。

SNS上で知名度が上がると、筋トレ系のネット有名人はすぐにアパレルやプロテインのプロデュースを始める。それ自体は好きにすれば良いと思うが、どうしても発信内容がポジショントーク的というか商売っ気が出るのは受け取り側として考慮する必要がある。具体例を出すと、激しいトレーニングを行った場合に必要なタンパク質の摂取量は、基本は体重のグラム数×2倍と言われているが、1.3倍程度で良いという人もいれば、3倍は必要という人もいる。もし自分がプロテインをプロデュースする立場であれば、どうしても多く言う方向に傾いてしまうと思う。

③所謂ユーザーの噂がある筋トレ系ネット有名人は数多い。使うこと自体は個人の自由だと思うが、そもそもユーザーのトレーニング方法が我々一般ピープルにどれくらい通用するのかは疑問だ。論理的な問題ももちろん大きい。というか公表せずに自分の体を看板にして商売するのはズルくない?

 

以上を考慮すると、おススメできる人はバズーカ岡田先生くらいしかパッと思いつかない(インスタだとプロテインバーの宣伝ばかりしているのは気になるが・・・)。きんにくんは何か最近色々プロデュースを始めているので純粋な求道者から商売人に傾かないか心配している。

ジムバッグについて

ジムバックについては、試行錯誤していて、これだ!というものにたどり着いていない。

 

以下が使ったバッグの変遷、写真とかは撮ってないです、すいません・・・。

 

1. ノースフェイスのベースキャンプダッフル

 アウトドアでよく見る円柱型のダッフルバッグ。サイズのバリエーションが広い(ポーチくらいのサイズから人が入りそうなサイズのものまである)。私はかなり大きいサイズ(70リットルくらい?)を使っていた。

 使っていた当時は、総合格闘技のジムに通っていて、ロッカーで着替えるのではなく、トレーニングマットの周りに荷物を置いてそこで着替えていた(いわゆる柔道場みたいな感じをご想像ください)、また、ジムへの行き来も車を使っていた。そのため、デカいダッフルバックにボコボコ道着や着替えやらを詰め込んで、ジム(というか道場)にドサっと置いて、車にもドサッと入れるのが便利だった。その後、引っ越して、そのジムには行かなくなり、あまりにもデカ過ぎて使う用途が無くなり処分した。普通のロッカーで使うには向かないと思う。

 

2. ティゴラのバックパック 25L

 所謂、普通のトレーニングジムに通うようになって購入した。形はほぼアークテリクスのアロー22(というかパクリ)。本物よりも3リットル容量が大きく、かつ、底の部分にシューズを別に入れるスペースがあった。

 何気に防水ジッパーであり、そこそこ気に入っていたのであるが、ガバっと開けることができない、加えて(これは本家も同じらしいが)背中に沿った形の涙滴型であるが故に自立しないことから、だんだん使い勝手が悪いと感じるようになり、処分した。

 

3. ノースフェイスのクライミングバッグ

 ガバっと開けることができるバックパックは無いかと探した結果これを見つけた。昔はもっと街で見かけたような気がしたが、もう生産していないっぽい(なのでメルカリで買った、状態があまり良くなかったがその分安かった)。

 クライマーと共同開発しているらしく、ガバっと開いてガバっと道具が入れられる。クライミングと名の付くとおり、なかなかに頑丈で使い勝手が良かったが、筋トレにハマるにつれて持ち運ぶ道具が増えていき(パワーグリップとかトレーニングベルトとか)、結果、結果容量が足りなくなってお役御免となった。

 容量が小さいこと以外は気に入っているので、これはまだ手元にある。

 

4. ナイキのダッフルバック

 容量が入り、ガバっと開くことができるものを探した結果、これにたどり着いた。部活帰りの運動部が肩から下げているよく見るやつである。いろいろ検討した結果が、ベタな選択であったことに、少しテンションが下がったが世の中そういうものなのかもしれない。しかし、これにも弱点があり、ジムのロッカーには入り入りづらい。

 荷物をたくさん入れて、ティッシュペーパーの箱が膨らんだような形状になると更に入りづらい。かつ、長時間肩にかけていると体がゆがんでくるのか腰や背中が痛くなってくる(これは私の体幹が弱い、もしくは、荷物が多いのが原因かもしれないが)。よってこれも処分した。

 

5. 現在の状況

  今までの経緯から、自分に合っているバッグの条件は以下のとおり

  (1)ガバっと開く。

     →これは完全に好み。

  (2)ある程度の容量がある。

     ベルトにグリップにサポーターに、と段々荷物が増えている。

  (3)スクエア型

     →ジムのロッカーに入れやすい形を考えたらこれ。

  (4)バックパック

     →肩掛けだと背中が痛くなるし、手持ちするには荷物が多いので。

 

 以上の条件に合うやつを探している最中です。

 

 実は候補は探してあって、TAYUMAZUというメーカーが出しているトレーニング用のバックパック、もしくはマムートのセオン トランスポーターというのが条件に当てはまるので検討している。ノースフェイスのベースキャンプヒューズボックス・シャトルは絶対人と被りそうだし、ガバっと開かないっぽいので却下。

 

 探求は続く・・・。

 

 

 

 

 

トレーニングウェアについて(特に靴)

 

基本的にウェアは何でも良いと述べたが、靴についてはそうではない。

ランニング用のクッション性が高い靴は、スクワットなどの足で踏ん張る種目をやる際には、そのクッション性が不安定さに繋がり、危険ですらある。

 

よって、トレーニングの際にはクッション性の低い靴を探す必要がある。

 

スクワット競技用の専門のシューズやジムトレーニング用と銘打って売っているシューズもあるが、それなりに値段が高い。それらの他に、よく安くておススメ商品として話題に上がるのが、ワークマンや寅壱で売っている足場作業用シューズ。安い上に無類のグリップ力の強さらしい。個人的には玄人感が出すぎるのが恥ずかしくて試していない。

ほかにもコンバースのオールスターが良いと聞いて結局これを使っている。実はコンバースにも色々ある(コンバースアディクトとかナイキのコンバースについてとかググってください)ので、ちゃんとクッション性が低いやつを探した。

無印良品にオールスター風のスニーカーが売っていて(私は困ったら無印良品に行ってしまうタイプ)これにしようと手に取ったらクッション性の高いインソールが付いていて、気持ちは嬉しいけど今は違うのよ~という気持ちになった。

 

トレーニングウェアについて(靴以外)

 ・トレーニングのモチベーションを上げるために、お気に入りのトレーニングウェアを買おう!という主旨のネットや雑誌の記事は多い。個人的にも色々試していたが、結局、着た時に最も映える物は鍛えた体それ自体であるという結論に達した、と言うか上級者程露出が増えていくような印象がある。靴以外は、ストレッチ性と速乾性があれば何でも良い。

 

・最近のトレーニング流行りもあってか、いわゆるナイキ、アディダスと言ったスポーツブランド以外にもユニクロをはじめとした、低価格帯の洋服屋もトレーニングウェアを続々出してきている。具体的にはGU active、GAP fit、muji walker、ユニクロH&Mでもスポーツラインがある。また、個人的に注目しているのがtigora(アルペン/スポーツデポプライベートブランド)、最近の流行りに合わせてラインナップを拡大している。安いし、機能も問題無いと思う。穴場がドン・キホーテのスポーツウェア。おそらく並行輸入アディダスやドンキのプライベートブランドのウェアを売っている。何気に他のトレーニンググッズやプロテインの品揃えも良かったりする。顧客層とトレーニングする層がマッチしているのかな?

 

・厳密に言えば、スポーツブランドの製品とGUなどの比較的廉価な製品群には値段なりの違いがあるのだろうが、個人的にはそこまでの違いを感じれなかった。前述のとおり、ストレッチ性があって速乾素材であれば何でも良かった。いかに良さげなウェアを着たところで、ジムでは大胸筋が、大殿筋が上腕二頭筋より大きい方が正義である。

 

・とは言うものの、アマゾンで買った名もなき中華メーカーの激安ウェアは流石に値段なりだった。いくつか買ったが、即効でチャックが壊れた、縫製がほどけた、毛玉がゴリゴリできた。もう買うことは無いと思う。

 

・安いやつが全てが駄目というわけでは無い。テスラやボディメーカーは安価だがちゃんと実用に足る品質の製品というイメージ、いくつか使っている。しかし、二つともロゴがデカデカと入っているデザインが多くて難しい。

 

・また、高価なパターンで言うとルルレモンは見た目は無地で地味な製品ラインナップしか無いが着てみると、ヨガウェア発祥であるが故の考え抜かれたストレッチ性などの違いが分かる、という話を聞いたことがある。興味はあるけれど、気軽に試すには値段が高い、高すぎる。

 

・身も蓋も無いことを言うと、アウトレットでスポーツブランドのものを安く買うのが一番お得。大きいアウトレットに行くと、ナイキ、アディダスアンダーアーマー、プーマ、アシックス、ミズノ、ニューバランス、チャンピオン・・・と一通り揃う。特にアディダスはマジで在庫処分をしてやろうという気概を感じる、頻繁にタイムセールをやっているイメージ。ただでさえセール価格なのにタイムセールでもう一段階安くする。正月明けに行ったら略奪にあったかのように売れた後だった。逆にナイキは値付けに、まだアウトレットであっても利益を出したいという商売っ気を感じる(個人の感想です)。

 

・トレーニングの時に着るショートパンツはユニクロのものを使っているが、同じ値段帯のショートパンツでもガゼットクロッチが有るやつと無いやつがあったり、値段帯が低くてもGUactiveのショートパンツにはガゼットクロッチが有ったりする。これが有るとストレッチの時に足を開きやすいし、服の股の部分に係る負荷が分散されて結果長持ちすると思う。短パン買うときは股間を見て買っている。

食事/サプリ/プロテインについて

 

・サプリは色々あるけれど、大多数の人はトレーニングの日にはプロテインを飲むことを心掛ける、納豆・卵・豆腐などタンパク質食品の摂取を心掛ける程度で良いと思う。色々試していた時期もあったが、普通の勤め人にはサプリよりもトレーニング頻度を増やす方が効果があると思う(そして、それが難しい)。

 ・プロテインも色々ありすぎて、最善手の追求を諦めた。ビーレジェンドのミルキー味/ミルキーココア味美味しいからメインはこれにしている。口に合わないと継続できないからこれが個人的にはこれで正解だった思っている。たまにヨーグルト味とかフルーツ系の味とか酸味のあるフレーバーで味変している。

 ・プロテインは3キロ売りとか5キロ売りとかの、デカいものを買う方が当然だがコスパは良い。しかし、当然同じ味を延々と飲み続けるのは飽きる。デカいのを買って飲むのが後半苦痛になったことがあったので、最近は買わなくなった。デカい袋で複数のフレーバーを買えば、コスパと飽きの双方に対処できるとも考えたが、部屋が狭いのでやめた。

 ・ゴールドジムプロテインやビーレジェンドは、個別包装で色々なフレーバーの詰め合わせセットを売っている。個別包装である分コスパは劣るが飽きに強い。

 ・自分はやったことは無いが、美味しいプロテインとそうでないプロテインを混ぜて飲みやすくするというテクニックもあるそうだ。

 

初心者向けのトレーニングについて

レーニングが趣味なのだが、昨今の自粛続きで太ってしまったという知り合いから相談を受けることが多い。

 

今後の相談のために個人的な備忘録が以下のとおり。

 

【トレーニングについて】

・まずはビッグ3をやれという意見は多いが、ビッグ3をやれる環境を手に入れることが、そもそも難易度が高いと思うから気にしていない。少なくともジムでないとできない。

 

・サンドベル(ネオプレンの中に砂鉄が入っている柔らかいダンベル)はもっと流行って良いと思う。家庭でやるのに、これ以上のものは無い。小さい子供がいる家庭でも(比較的)安心、足をぶつけても安心。

 弱点は素材の問題からか、重くても10キログラム程度のものまでしか存在しないこと。及び、あまりスポーツショップとかで売っていないこと。

 

・まず何か1種目と言われたら、私の場合、ダンベルを使えるならばサイドレイズ、自重ならばレスラープッシュアップを勧める。

なぜならば、トレーニングで成果を出すためには何がともあれ継続が必要であり、継続するためにはまず成果が早い段階で目に見えなければ続ける気にならないだろうと考えるからだ。

そのためにまずは体のシルエットを変える効果が大きい上半身の部位、特に逆三角形の頂点である肩の筋トレから始めることをオススメする。朝洗顔をしている際に何かカッコ良くなってきた...という実感を早い段階で味わってもらえれば、継続の励みになると思うし、他の部位もやってもっともっといい体になりたい!という思いも沸くのではないだろうか。

ビッグ3のような各種の筋肉を複合的につかうトレーニングではないから、サンドベルの比較的軽い重量でも追い込める。ラバーバンドでやっても良い。成果が出たらもっと色々やるのが嬉しくなるはず。

下半身のトレーニングを行わないのは、チキンレッグだ邪道だと言われるかも知れないが、まずはライフスタイルに筋トレを組み込むことが大事で、そのためにはまずはトレーニングの喜びを感じてもらうこと、色々やるのはそれからでも遅くは無いと思う。