サラリーマンのための筋トレ備忘録

普通のサラリーマンが筋トレのための試行錯誤をまとめています。

ジムバッグについて その4

 最も使い勝手の良いジムバッグは何か、いろいろ探求してその4まで達してしまいました。

 前回、前々回で四角くてガバっと開くバックパックに辿り着いたのですが、マムートのセオン トランスポーターの方は少し容量が小さい(そもそも「仕事帰りにクライミングのトレーニングに行く」ということを想定した設計のようなので、それほどトレーニング道具を入れることを想定していないのかな?)。TAYUMAZUの方は容量は十分なのですが、肩のベルトの形状が自分には合わず、長く背負っていると肩がこってくると、それぞれに不満点が出てきました。

 

そこでこれまでの

①ガバっと開く。②容量がある。③スクエア型。④バックパック

といった条件に加えて、

⑤背負い心地が良い。

という条件を加えて探してみました。

というか正直に言うと、個人的に背負い心地の良いバックパックといえばグレゴリーといったイメージだったので、グレゴリーのラインナップの中で上記の条件に合致するものが無いか探しただけなんですが・・・。

で、色々調べた結果、以下の2つに絞り込みました。

・グレゴリー ジャーニーマン

・グレゴリー スピア マーシャル 3ウェイ 

 

 本命は旅行用バックパックという触れ込みのジャーニーマンだったんですけど、ガバっと開くスクエア型というものの、店頭で調べた限りではかなり分厚い感じでした。サウナのロッカーには入らなさそうだったのでスルー決定。

スピアマーシャルの方を買いました。

スピアマーシャルは、バックパックというよりかは大き目のビジネスバックを背負えるようにしたといった形なのですが、アジの開きというか、スーツケースみたいにきれいにカパッと開くので便利です。また、ミリタリー調のデザイン

(そもそもスピアーシリーズがミリタリーデザインのシリーズ)でモールシステムが付いているので拡張性があります。夏場に水筒を取り付けたり、雨の日に折りたたみ傘を取り付けたり状況によって組み替えれたら便利かなと考えています。

対応している拡張ポーチとかカラビナとかガンガン買っている最中です。

ビジネスバッグを背負えるようにした形状とはいうものの、流石のグレゴリー、背負うベルトのウレタンはかなり厚めでクッション性高し、肩も凝りにくいです。

色も黒にしたので迷彩カラーとかと比べてミリタリー感を抑えられてビジカジ問わず使えそうで良い買い物しました。

 

トレーニーとファッション

筋トレばっかりしていると、入る服が無くなってくる。私も色々苦労しており、同行の士のためにもノウハウを整理した。

 

1.前提

XL、XXLなどの表示は参考程度にすること。大きいLもあれば、小さいXXLもある。

ちゃんと試着をするか、ネットで買うのであれば、自分の身幅・肩幅などを把握して、製品の寸法表示をちゃんとを確認して買うクセを付ける必要がある。返品制度も活用しよう。

 

2.ユニクロ

店舗ではXLまでしか置いていないが、ネットでは4XLまで取り扱いがあり、さらに店舗受け取りにすると送料無料。

かつ、嬉しいことに、FY2021現在、ユルめのシルエットの流行により全体的にサイズが大きくなっている。このような事があるから試着、サイズの数値の確認は大事。

なお、GUも傾向は同じ、GUの方がトレンドに忠実なのでより大き目になっている気がする(感覚です)、ネットではより上のサイズの取り扱いがある所も同じ。

 

3.無印良品

これもネット限定だが、一部アイテムで2XLまで取り扱いがある。

個人的に大好きなのであるが、大きいサイズの取り扱いがあるのが、本当に一部だけなのが玉に瑕。店舗によっては海外サイズが置いてある場合もあるが、これもごく一部。

 

4.アメリカブランド

GAP・ブルックスブラザーズ・パタゴニア・ラルフローレンなどのアメリカブランドはサイズもアメリカンなので、ユニクロでは2XLの私がブルックスブラザーズではLで入ったりする。

ただし、店舗にはM(アメリカサイズなので日本サイズではL~XL相当)までしか置いてない場合も多いので注意。その場合は取り寄せをお願いするか、結局ネットで買うしかない。

さらに注意が必要なのは商標権商売をやっているブランド。例えばノースフェイスはアメリカブランドであるが、日本の商標権を持っているのはゴールドウィンという日本企業。

なので、日本の店舗には普通にゴールドウィンが企画・生産した日本人サイズしか無かったりする。しかし、製品や流通経路にもよるから難しい(一部製品はアメリカサイズだったり、アメリカからの並行輸入品を扱う所では、当然ながらアメリカサイズだったりする)。これも結局、ちゃんと試着したり、寸法を見て判断して買うしかない。

 例えば、ドン・キホーテのアパレルアイテムは仕入れ値を抑えるためだと思うのだが、海外からの並行輸入(日本の代理店を通していない)のパターンが多く、結果、海外サイズが買えたりする。上記のノースフェイスもアメリカ企画の品物が売っていると思われる。

 

5. スーツ・ジャケット

 トレーニーにとっては最難関。

 店舗に並んでいるサイズでは入るものが無く、何回かオーダメイドをしてみたが、結局、手ごろな価格のものは、フルオーダーではなくパターンオーダーなのでウエストに対して胸・肩・背中が発達しているトレーニーに似合うものにはならない場合がほとんど。

 肩・背中に合わせて作るので、入らないということはないのであるが、ウエスト回りがガボガボになって野暮ったくなってしまう。

 サイズ的に入る既製品であったとしてもガボガボになる傾向は変わらない。散々既製品を買ってしっくりくるものが見つからなかった、海外通販を試したり(具体的にはBUYMA、YOOXなど海外から直接買える通販サイトがあり、そこでは海外サイズも買える)、上記のブルックスブラザーズ、ラルフローレンではかなり大きいサイズのジャケットまで取り扱いがある。

 しかし、ファッションの専門家ではないので感覚的な表現になるが、「入るけれど何だか背中が窮屈」のようなしっくりこない着心地だった。

 正直ジャケットについてはちょっと諦めかけている。ちゃんとトレーニー向けの 仕立てをやってます!と謳っている、もしくは、そのような仕立てができる腕が あるテーラーを探していくしかないというのが結論なのだが、まだ踏み出せていない (ゴールドジムにはそのような人向けテーラーのチラシが置いてあった)。

 職場環境がそこまでフォーマルであることを求められないので、高い金出して 仕立てるまでもないかなーと思って、野暮ったいのを我慢して、ネットで買った ユニクロのジャケットで済ましているのが現状。専門の所にオーダーしたらまたレビューします。

 

6.ワイシャツ

 これは検討の結果、FATHER&SONSのシャツを買えば良いというのが結論。

 シャツはジャケット以上に体にフィットすることが求められる、店頭で入るサイズが無くても、ネットにはワイシャツのオーダメイドサービスを行っている業者が山ほどある。ユニクロでもセミオーダメイドのシャツを買える。

 しかしながら、何回かそれらのサービスを利用したが、結局、結果はジャケットと同じになった。パターンオーダーでは、野暮ったくなる問題は解決できなかった。

 仕方がないので、長らく長袖ポロシャツでごまかしていた(伸縮性のある素材であれば肩や背中がしっくりこないという問題点をクリアできる、こだわりが無ければ長袖ポロシャツが低コストでできる最適な対策だと思う)。

 そんな中、上記のFATHER&SONSというブランドが良いらしいという噂を聞いて試してみたらこれが大当たり。

 ググってもらえれば一発で分かるが、モロにトレーニー向けのブランドで、着用しているモデルはすべてムキムキ。トレーニー向けのブランドは数あれど、シャツを 作り、さらにそれをトレーニー向けの作りにしている所は実は少ない。

 ここのシャツは伸縮性がある素材で作りつつ、シャツのウエスト~背中の部分にゴリゴリにダーツ(絞り)が入れてある。なので肩や背中が発達しているひとでも

 スッキリ決まる。サイズ展開も豊富。値段もシャツで一枚 7~8,000円くらいからあり、多少は高いが買えないレベルでは無い。

 欠点を敢えていうなら、カジュアル路線よりのブランドなのでフォーマルにも使えるデザインのアイテム・サイズを選んで買う必要があること(画像を検索してもらえれば分かりますが、モノによってはセクシーが過ぎる(笑)見た目に なります)、また日本に進出していないので気軽には買えないこと。現状、これより(トレーニーにとって)良いワイシャツを作っている所を見つけられていない。

 他にもブルーブルドックというブランドがトレーニー向けのワイシャツを販売していてかなり人気の様子(ネットで買おうとするとすぐ売り切れる)、物は良いし(ここのシャツもかなりのVシェィプ)、FATHER&SONSよりひとレベル値段も安いが、それほど大きいサイズまで扱っていない。

 また、アマゾンにはFATHER&SONSをパクっている(モデルの画像がモロにコピペ)、中華業者ブランドが存在する、クォリティは不明。一応紹介するけど道義上買いたくは無い(私の仕事は製造業です)。

 

ジムバッグについて その3

 いろいろ検討中のジムバッグ。前回TAYUMAZUのリュックサックを買ったが(その2を参照方)、また新しく購入した。メインで使っているのはTAYUMAZUのままなのであるが、もう一つ狙っていたマムートのセオントランスポーターというリュックサックがメルカリで安かったので、つい衝動買いしてしまった。

 製品を具体的にいうと、セオン トランスポーター 26L。色は黒。アウトドアブランドであるマムートが、仕事帰りにトレーニングする人向けに作ったという製品なので、正に自分が求めていたものにバチっとハマる。これ以外にも、ラインナップ上はもう少し小さいやつ(15L/18L)、大きいやつ(35L)、また3WAYタイプ(手持ち、背負う、肩掛けが選べる)のものがあるようだが、自分は普通にリュックサックのこれにした(メルカリで買ったからこれしかなかったという方が正解であるが・・・)。

 スクエア型(ロッカーに入れやすい)、ガバっとスーツケースのように開くことができる、背負える(リュックサック型)と求めていたスペックを網羅。かつ、流石アウトドアブランドであるマムート製、ジッパーも防水で雨にも強い。

 仕事帰りにジムに行く用途のために設計されたとあって、PCや仕事道具を入れるエリアとトレーニンググッズを入れるエリアの2つに荷物スペースが分かれている(取り出し口も別で2つある)。分かれているので、トレ後の汗で濡れたウェアとノートPCが同居することも無い。分かれている分、一つ当たりのスペースは小さくなるのでカタログ上の容量の26Lよりかは使っていて小さく感じる。この2つの取り出し口以外にも小さなポケットが2個付いていて、この2つの設置場所がいい感じに考えられており、使い勝手が良い。

 リュックサックと言ったものの、側面に手持ち用のハンドルが付いているので、そういう意味では2WAYタイプ。スクエア型のバッグは3WAYタイプの方が主流のような気がするが、3種類持ち方があっても、使っていて結局リュックとしての使い方しかしなくなることが多いので、個人的には特に問題は無い。作った側もそう思っているのか、側面の手持ち用のハンドルの作りは正直言って申し訳程度だし、背負う用のショルダーストラップの収納もできない(3WAYタイプのものは通常できる、TAYUMAZUは例外でできないが紐で纏められる)。

 デザインはビジネスバッグとして使うには少しスポーティーだが、色も黒だし(ラインナップ上では何色かある)、見た目がシンプルというかミニマルなデザインなのでスーツ姿で背負っても変では無い・・・と思う。

 ここからは個人的な話になるのだが、現在、会社から歩いて2,3分くらいの所に住んでいる。そのため、この製品の最大の売りである、「仕事帰りにジムに行く」という用途の真価を味わうことができずにいる。退社したら、即、家に着いてしまうので、バッグを持ち替える方が便利。よってジムバッグのメインはTAYUMAZUのままである。異動して職住環境が変わったらもう少し具体的な使用感について語ることができるのではないかと思う。

 

 

ジムバッグについて その2

いろいろ検討中のジムバッグ。今回、TAYUMAZUというメーカーのものを新しく購入。四角くてガバっと開くリュックサックが無いか探していた所、偶然このメーカーのものを発見。トレーニンググッズを販売しているメーカーであり、このリュックもトレーニング用途に設計されている。

 

そもそも四角いリュックサックを初めて買った。ある時期からよく見るようになった四角いリュックだが、正直流行りに過ぎないと思っていた。ジム用以外の旅行用などに使うリュックとしてグレゴリーの涙滴型のやつ(グレゴリーのリュックと言われて一番に思い浮かぶあの形)を使っていたのもあって、リュックは曲線で構成されている方が使い勝手が良いと考えていた。四角いリュックはパソコンは入れやすいのかもしれないが、人間の背中が四角い形をしているわけではないし、作りとして膨らまないので、荷物が増えたりした時に困ると思っていた。

しかし、使ってみて思ったのが、通勤・通学と言ったいわゆるデイリーユーズでは日によって持ち運ぶ物の量が変わることはそんなに無い。ジム通いも同様。だから、急な荷物の増加などは、そもそも気にする必要が無かった。加えて、体へのフィット感こそ涙滴型に劣る所があるが、四角いリュックは圧倒的にロッカーに入れやすい。大事なことなのでもう一回言います。四角いリュックめっちゃロッカー入れやすいです。たまにめちゃくちゃロッカーの幅が細い時があるがそれにもスポッと入る、マジ便利。

これだけであると、TAYUMAZUがどうこうでは無く、四角いリュックの良さを語る文章になってしまうの補足すると、これ自体もトレーニング用のリュックとして設計されているのでよく考えられている。

先ず見た目であるが、ビジネスバックのようなデザインで仕事場に持ち込んでも不自然ではない。横に持つ/縦に持つ用途の大きな取っ手も付いていて、ビジネスバッグのような持ち方も可能。スーツ姿で横持ちにして持っていても、少し大きめのビジネスバッグを使っているのかな程度にしか見えないと思う。

容量は28Lと書いてあるが、数字よりも大きく感じる。ガバッと開いて入れやすいし、その大きさ故にトレーニングベルトも簡単に入る。特に私はレザー製のトレーニングベルトを使っており、小さく折り畳みができないため、大きな収納スペースが必要なのであるが、そんな私のベルトも問題なく入った。また、シューズ収納専用のスペースもあり、私は足が大きく(29cmある)、それ故にシューズも大きいのであるが、そんな私のシューズも、このリュックのシューズ収納スペースにはスポっと入った。いままでいくつかシューズ専用のスペースがあるバッグやリュックを使ったことがあったが正直29cmのシューズを入れるにはスペースが小さい場合が多く、せっかく専用スペースがあっても使わない場合もあったが、このリュックは簡単に入る。今までの私のジムバッグ選びに足りなかったのはこのサイズ感だなと思った次第である。

前述のとおり、スーツ姿で仕事用に使っても問題ないデザインであるが、ラゲッジスペースというかメインの入れるスペースが一つしかないので、仕事に持っていって、帰りにジムにも行く、という使い方をする場合には工夫が必要かもしれない。トレーニング後、汗で濡れたウェアとPCが同じスペースの中で同居するということになる、別途、何かしら密閉できる袋が必要となる。今の所、ジム用にしか使っていないので、ビジネスバッグとしての使い勝手、ジムとビジネスで併用した場合の使い勝手の実情が分からないところがある。

部分痩せは幻想なのか

「この運動さえやれば割れた腹筋が手に入ります!」みたいな記事はネットに溢れている。そして「そんなのは嘘です!」と糾弾する記事も。

 

私は人体の専門家でも何でもないので単なる個人の感想だが、腹筋はそもそも割れている、その上に脂肪が乗っているから割れが見えないのであって、これだけやれば割れます!という言い方は優良誤認と言われても仕方のないことだと思う。取り組むべきは体脂肪率の減少であって、これさえやれば割れる!と謳うのはピントがずれている。

特定の体の部位だけを酷使して、そこだけ痩せることが可能であるのならば、私は日中はキーボードしか打っていないので指ばかり痩せることになる。

そもそも体脂肪を燃焼させるということ自体、脂肪細胞から血中に脂肪酸が遊離して、アデノシンがなんたらかんたらと複雑な体内における化学反応の果てに起こることであり、部分痩せができるということは、それらの血流や代謝をコントロールすることが可能であり特殊能力でも持っていないと無理な技である。

 とは言うものの、今まで何度か大規模な減量を行ったことがあるのだが、肉の落ち方に順序はある気がする。私の場合はまず顔の肉が落ち、次に腹の肉が落ちる。内蔵を守るための人体の機能として、腹の肉が落ちるのは最後とはよく言われていることだ。

腹だけちょっとお肉がついている程度の肥え型の人が、運動を習慣にすることでそこの部分が落ちて、お腹の肉だけ落ちました=部分痩せしました、と受けとることはあるのではないかなと思う。

また、いわゆる姿勢が悪い人、そしてその姿勢の悪さが体幹周りの筋力の無さから来ている人であれば、トレーニングが習慣化することでみるみる体のシルエットが良くなって(良くなったように見えて)、それがイコール部分痩せと受けとられたということもあるのではないかと思う。

結論、部分痩せは幻想だが似たような事象は人体には起こり得る・・・と思う。

ジムはどこに通うべきか問題

結論から言うと、ビジター利用や見学をやりまくって合うジムを選んだ方が良い(最近はビジター利用を制限している所も多いため難しいところがあるが・・・)。

一般論として、ネットや本などにはとにかく家や職場から近いジム、もしくは通勤・通学の乗り換えの駅から近いジムを選ぶべきと書かれていることが多い。そのこころは、結局の所、継続できなければ無意味なので継続のためにはアクセスが良いジムが一番だというところからきている。

しかしながら、ここで重要視すべきは継続のし易いジムを選ぶべきという点で、近いジム・アクセスし易いジムを選ぶべきという点では無い。アクセスし易い場所に、自分に合ったジムが都合よくあるとは限らない。アクセスが良いジム、駅ビルや駅近のジムは、好立地故の高い土地代・テナント代が乗っかった会費になっていることが多く、会費が高額の場合がある。多少遠くても車で通うならば、10~20分くらいの移動時間は誤差の範囲だと思うし、それよりも駐車のし易さ、駐車場の広さの方が大事だったりする。多少遠くても設備のきれいさ、シャワーよりも風呂があるジムが快適という人もいる。

結局の所、何が自分の性分にフィットするかは、そのジムを使ってみないと分からない。だから、ビジターや見学で、そのジムの使った感じを体験してみないことには何とも言えないと思うのだ。なので、最初は焦って決めることなく、とにかくビジター利用でいろいろ通ってみるのが良いと思う。いろいろ経験しないことには比較のやりようもない。私は結局、一番通ったのは、かなり遠かったが風呂設備が充実しているところだった(ちなみにコナミスポーツでサウナが3種類もあった)。

タンパク質の摂取量とコスパについて

 ・人間が一日に必要なたんぱく質の量は体重×0.9~1.0(単位はグラム)程度だそう。なおトレーニングするとその必要量が1.3~2.0グラムに跳ね上がる。言う人によって、差が大きい。定説は2倍だが、3倍取れという人もいる、そんなに必要ないという人もいる。ただし、トレーニング後には必要な量が増えるのは確か。だからプロテインドリンクを飲む必要がある。

 

 ・普通の定食に含まれるたんぱく質の量は20~30グラム程度。人間が一度に摂取できるタンパク質の量は40~60グラム程度と言われている。だから食後にプロテインドリンク1杯(タンパク質20グラム程度)を飲むと、個人差はあるが大体一度の摂取量の上限である。

 

・上記のとおり、一度に摂取できるタンパク質の限界がある以上、食後にプロテインドリンクを1杯飲む程度では(個々人の体重や食事内容にもよるが)一日の必要量に届かない場合も多い。

通常の食事に気を配るなり、朝にも飲むなり、おやつの時間にプロテインを飲むなり工夫する必要がある。まぁ普通の勤め人なら朝でしょうね。ガチのビルダーの中には3時間に一度ぐらいのスパンで飲んでいる人もいる。血中のアミノ酸濃度を一定に保つのが目的らしい。

 

 ・最近はコンビニで買えるプロテインバーやドリンクも多いが、当然コスパは悪い。逆にコスパが良くてコンビニでも買える食べ物はサバ缶、もしくは生卵があるが、利便性とコスパトレードオフ。職場のデスクでサバ缶をモリモリ食べるのは、やはり人目が気になる。水筒にプロテインのパウダーを入れて学校・会社で水入れて飲むのが最善手か?(プロテインはすぐ悪くなるので、家で水入れて持っていくのはお勧めしない)。

 ・あんまりにも高いプロテインコスパが卵を下回る場合もある。逆にいうと卵のコスパはとても高い。参考に卵一つに含まれるたんぱく質の量は6グラム程度。10個入りで200円のパックだと仮定すると、およそ3,340円/キログラム(しかも、タンパク質以外の栄養素も豊富、但し黄身に脂質が多い)。これよりもキロ単価が高いプロテインはゴロゴロある。しかしこれも、結局利便性とコスパトレードオフ。ゆで卵3個(タンパク質18グラム)食べるのと、プロテイン1杯飲むのとどちらが気軽にできるかというと後者だと思う。