サラリーマンのための筋トレ備忘録

普通のサラリーマンが筋トレのための試行錯誤をまとめています。

タンパク質の摂取量とコスパについて

 ・人間が一日に必要なたんぱく質の量は体重×0.9~1.0(単位はグラム)程度だそう。なおトレーニングするとその必要量が1.3~2.0グラムに跳ね上がる。言う人によって、差が大きい。定説は2倍だが、3倍取れという人もいる、そんなに必要ないという人もいる。ただし、トレーニング後には必要な量が増えるのは確か。だからプロテインドリンクを飲む必要がある。

 

 ・普通の定食に含まれるたんぱく質の量は20~30グラム程度。人間が一度に摂取できるタンパク質の量は40~60グラム程度と言われている。だから食後にプロテインドリンク1杯(タンパク質20グラム程度)を飲むと、個人差はあるが大体一度の摂取量の上限である。

 

・上記のとおり、一度に摂取できるタンパク質の限界がある以上、食後にプロテインドリンクを1杯飲む程度では(個々人の体重や食事内容にもよるが)一日の必要量に届かない場合も多い。

通常の食事に気を配るなり、朝にも飲むなり、おやつの時間にプロテインを飲むなり工夫する必要がある。まぁ普通の勤め人なら朝でしょうね。ガチのビルダーの中には3時間に一度ぐらいのスパンで飲んでいる人もいる。血中のアミノ酸濃度を一定に保つのが目的らしい。

 

 ・最近はコンビニで買えるプロテインバーやドリンクも多いが、当然コスパは悪い。逆にコスパが良くてコンビニでも買える食べ物はサバ缶、もしくは生卵があるが、利便性とコスパトレードオフ。職場のデスクでサバ缶をモリモリ食べるのは、やはり人目が気になる。水筒にプロテインのパウダーを入れて学校・会社で水入れて飲むのが最善手か?(プロテインはすぐ悪くなるので、家で水入れて持っていくのはお勧めしない)。

 ・あんまりにも高いプロテインコスパが卵を下回る場合もある。逆にいうと卵のコスパはとても高い。参考に卵一つに含まれるたんぱく質の量は6グラム程度。10個入りで200円のパックだと仮定すると、およそ3,340円/キログラム(しかも、タンパク質以外の栄養素も豊富、但し黄身に脂質が多い)。これよりもキロ単価が高いプロテインはゴロゴロある。しかしこれも、結局利便性とコスパトレードオフ。ゆで卵3個(タンパク質18グラム)食べるのと、プロテイン1杯飲むのとどちらが気軽にできるかというと後者だと思う。